任意整理はいくらからできる?-条件についてまとめ

任意整理は少額の借金整理に使われる方法だと考えている方が多いでしょう。
しかし、実際は自己破産よりも返済能力、安定収入などを問われるのです。
自己破産に関しては、収入がゼロでも行うことができます。
収入がゼロの状態だと、数十万円の借金であっても返済していくことはできません。
実際、無職で収入のない方が数十万円の借金を整理するために自己破産を行うことは実際にあります。
自己破産をするにも30万円以上は費用がかかりますが、借金の取り立てに追われている状況では自己破産を余儀なくされる場合も多いのでしょう。

任意整理の場合は、整理後も返済の義務が残ります。
整理をしたあとも、元金は3年かけて返していく必要があります。
貸金業者から借りた分のお金は、全額返済していく必要があるのです。
債務整理なしの通常返済との違いは、利息をゼロにしてくれることです。
そのため、利息の支払いに追われているような状況で最適な方法だと言えます。
具体的にいくらから任意整理が必要というよりも、利息をカットできれば返済できる状態におすすめの方法だと言えます。
高額の借金を抱えていても、利息がゼロになれば無理なく返済できる方はいるでしょう。
毎月の収入、返済に回せる金額などから債務整理の方法を選んでいくのが一般的です。
たとえ少額の借金だとしても、無職になってしまえば任意整理は使えないのです。
元金の返済義務は残りますので、元金が返せない状態では行なえません。

一般的に任意整理が選ばれるケースは、消費者金融のローンを整理する場合です。
キャッシングやカードローンは依然として金利が高く、18.0%程度の貸付金利となっています。
住宅ローンや教育ローンなどと比較するとわかりますが、相当に高い金利だと言えます。
そのため、借入額は少なくても利息は非常に大きくなるのです。

消費者金融のローンはグレーゾーン金利時代と比較して5%以上は下がっていますが、他のローンと比べると高金利です。
その反面、総量規制により貸付額は減額しているのです。
これから消費者金融で借りる方は、年収の3分の1までしか借りることができません。
これを超えて融資をすると、貸金業法に反してしまうのです。
年収を3で割った金額が借入上限となり、グレーゾーン時代と比較すると融資額は3分の1程度となっています。
それゆえ、現在のキャッシングやカードローンに関しては、自己破産以外の方法で解決できることが多いのです。


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