任意整理-母子家庭でも任意整理できる条件

借金を返済していくために債務整理を行なうことがよくあります。
しかし、母子家庭の場合だと債務整理ができるのかと不安に考えている方もいますが条件が適用されれば環境に関係なく債務整理を行なえます。

基本的にそれほどまで借金がない方だと債務整理のなかでも任意整理を選択する方が多いです。
この時に母子家庭の方が注意することがいくつかあります。
弁護士の方などに相談して返済計画を立てる訳ですが、借金を返済して僅かな収入で暮らしていけるのかといった不安が一番にあるでしょう。
お子さんの人数や将来の計画を考えた時に生活はとても苦しく、厳しい状況になります。
お子さんを大学まで進学させたいと考えた場合はある程度の貯蓄も必要になる訳ですから本当に完済できるのかと考えてしまうでしょう。
そう考えると任意整理ではなく自己破産の方が良いと考えてしまいがちですが、自己破産をするとリスクやデメリットも生じてしまい、お子さんへのプレッシャーも大きくなりますし、教育ローンも組めなくなりますからできるだけ任意整理の方が良いのです。
月々の支払いはありますが、お子さんへの負担は少なくなり、しっかりとした返済計画を立てれば生活が苦しくなることありません。
ですから、どのような返済計画を立てられるか、債権者との和解が上手くいくかが最も重要な問題となります。

もう一つ母子家庭で任意整理で借金ほ返していく時に気をつけたいのが母親や家族の健康問題です。
母子家庭ということで母親一人で働いて、お子さんの面倒を見ている訳ですから体力的にも辛く、借金問題があると精神的にもしんどくなります。
早く借金を返したい、貯蓄がしたいと思って無理をして頑張る母親が多くいまして、そこで倒れてしまったら元も子もありません。
体力的・精神的なプレッシャーが掛かる状況ですから健康的な方でも体調が崩れやすく、働けなくなってしまうと借金を返す所じゃありません。
生活やお子さんのために働く訳ですが、自分のことも心配する必要があり、多少生活のゆとりが無くなったとしても借金を返済するまでは安定して働けるようにしていた方が良いでしょう。

このように母子家庭の方が任意整理をする時は、しっかりとした返済計画を立てる事と家族を含めて健康を気をつける事を考えておきたいです。
どちらとも大事な事であり、どちらかが欠けると生活が困難になりますので、この2点を気をつけて債務整理をするようにしてください。


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