任意整理したい<無職or学生の場合>

任意整理は借金を免除してもらう自己破産とは違いますので、借金の減額を行った後一定の期間で返済するための手続きとなります。任意整理で言う一定の期間とは基本的には3年間を目処にしていますが、3年で返済できる金額でしか利用することができない方法となります。人によって収入が異なるため返済できる金額も変わりますが、継続的な収入がなければ返済は難しいと言えます。無職の人や学生の場合には基本的には任意整理を利用することはできませんが、将来的に継続した収入が見込めれば無職でも学生でも利用することが可能なのです。実際には将来的に継続した収入を得るには仕事をする必要がありますので、判断には難しさがあると言えます。任意整理の基本は完済を目的としている点にありますので、返済能力が最も問われる部分となります。無職や学生の場合には素人が簡単には判断できない部分もあるため、弁護士や司法書士などの専門家に依頼して判断して貰う必要があります。本来であれば無職の人には融資を行う事ができませんが、利用途中で失業してしまうこともありますので専門家に判断を委ねる必要があります。学生や無職の人は任意整理を行う時点で収入がありませんので、仮に手続きが上手く行っても将来的に返済不能となるケースもあります。その際には再度任意整理を行うことも可能ですし、状況によっては自己破産を考える必要もあります。無職や学生の任意整理は簡単ではありませんので、専門家への相談がポイントになります。

 

債務整理を賢く選ぶ方法まとめ※デメリット回避のために


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